ドローン宅配の実現で軽貨物業者の仕事は減るのか!?〜part2〜

前回の記事でドローンの宅配について触れさせていただきました。

今回はその宅配ドローンは日本で可能なのかを考えていきたいと思います。

 

 

まずドローン宅配ができるエリアは限定されると考えております。

というのもアメリカのような広大な土地だからこそ可能であって、日本のように電線が張り巡らされている土地ではそのシステムをそのまま導入することは難しいのではないでしょうか。

 

ドローン宅配の基本的な考え方としては、前回の記事でも触れたように倉庫から離れた地域まで空を飛んで行くのではなく、配達エリアの1~2kmほどの近距離までトラックで荷物を運び、そこからドローンで配達するというのが最も現実的なようです。

 

また、ドローンで運べるくらいの重さと大きさは決まっていますから、ドローンでは運べない重さや大きさの荷物はやはり人が配達する以外に方法が無いというのが現実です。

 

これからもネット通販の荷物は確実に増えていくと思われますから、小さくて軽い荷物はドローン、ドローンで運べない荷物は人の手でという形になっていくのではないでしょうか。

日本でドローン宅配が実用化されるまでには、まだ数年先あるいは十数年先になりそうですから、現時点で軽貨物運送業者の仕事が減るとは考えにくいと思っています。

 

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